Life of US
ワタベ男子
座談会SPECIAL TALK
ウェディング業界は女性を中心に回っているイメージがありますが、実は沖縄ワタベウェディングではメンバーのおよそ4割が男性。今回、所属も社歴も異なる5名の男性社員が集まり、職場の雰囲気や日々感じていることを本音で語り合いました。題して「ワタベ男子座談会」。ワタベ男子のリアルな声をお届けします。
Member座談会メンバー

映像事業部 プロペラ琉球チーム
稲福 秀淳INAFUKU SHUMA
2019年入社

事業開発部 新規開発プロジェクト
岩永 洋樹IWANAGA HIROKI
2018年入社

経理グループ
金城 拓磨KINJO TAKUMA
2015年入社

人事総務部 人材開発チーム
田港 響TAMINATO HIBIKI
2021年入社

ディスティネーション事業部 挙式チーム
外間 樹HOKAMA ITSUKI
2022年入社
現在の仕事とやりがいを教えてください

映像事業部に所属し、撮影から編集までの全工程を担当しています。挙式・披露宴での撮影は一生に一度、しかも限られた時間内で行うため入社当初はかなりのプレッシャーでしたが、今では適度な緊張感を保ちつつテクニックやトークスキルでお客様から最高の笑顔を引き出すまでに。一瞬の表情を切り取る静止画と情報の連続性を重要視する動画撮影の違いを意識しながら、心に響く作品づくりに取り組んでいます。

ワタベにはノンウェディングの部署が複数存在し、私が所属するクルージング事業もその一つ。外部コンサルを導入した半年にも及ぶ市場調査、ターゲットに想定している企業オーナーや富裕層を招いた試乗会で入念なフィードバックを行った後、安全対策のガイドラインを徹底した上で今年4月から正式に販売を開始しました。ゼロからイチを生み出すやりがいはもちろん、沖縄観光の新機軸となるコンテンツとして県経済に寄与できる可能性を感じています。

コーディネーターや商品受注、パートナー企業との調整業務などを経て経理部へ。現在は各店の売上や経費、会社全体の取引を記録するなど、仲間たちがスムーズに働けるよう裏方から支えています。金銭を扱う以上ミスは許されない厳しい仕事ですが、算出するデータや資料が経営陣の事業計画策定に直結するなど、当社の今と未来を肌で感じられることは大きな魅力です。

人事総務業務の中でも内定者研修や新入社員研修などの育成パートを担当。内定者研修では同期同士の絆を深めてもらうことを第一に、新入社員研修では学生から社会人へのスムーズな移行を目指してカリキュラム構築や配属部署との連携強化を図っています。また2022年12月には渡嘉敷島で小中学生を対象とした教育支援イベントを内定者研修の一貫として行うなど、業務を通した地域貢献にもやりがいを感じています。

主にリゾートウェディングを希望される県外のゲストをお迎えし、現地スタッフとして衣装やパーティーグッズの事前準備から当日の進行管理まで幅広い業務を担っています。新郎新婦とは挙式の数時間前に初めてお会いするため、少しでもリラックスしていただく意味でもアイスブレイクの徹底は必須。お二人の人柄や雰囲気に合わせて柔軟な対応を心掛け、時には明るく時にはキリッとスマートに。南国沖縄だからこそ夏場の体調管理や暑さ対策にも万全の注意を払っています。
ブライダル業界は女性社会?男性スタッフ強みとは

ワタベウェディングに関しては性別問わず個性豊かなメンバーが活躍していることもあり、そもそも女性社会だと感じたことはほぼゼロ。フォトグラファーやビデオグラファ―は重いカメラ機材や三脚を扱うので体力面では男性が有利かもしれませんが、女性は新婦の視点でネイルやメイク、髪型のポイントをお伝えできるという強みがあります。両者の長所を最大限発揮することでお客様が求める上質なサービスを提供していきたいです。

これは自分の主観ですが女性スタッフはブライダルに対する想いが男性よりもかなり強め。だからこそきめ細やかな提案や新郎新婦に寄り添ったサポートが可能だと思うし、それが会場の一体感にも繋がります。対して男性は効率性、収益性の整理を得意とする傾向が強く、ブライダル事業を成長させるための仕組みづくりに意識が向きがち。男女両者の良い部分を組み合わせてもっと愛される会社、もっと強い組織を目指していきたいです。

新卒組なので他社との比較はできませんが、自分も稲福君の言うようにあまり抵抗感なく仕事に臨んでいます。というのも女性スタッフが男性スタッフを温かく迎えてくれている部分が大きいですね。気付かないところでサラッと助けられている場面が実はすごく多いんじゃないかな(笑)。また結婚式場だと主役はやはり新婦ですが、逆に新郎や両家のご家族の皆様のサポートは男性スタッフの腕の見せ所。その場にいる全員が楽しめるよう、男性ならではの気配りは必要だと思います。

物理的に男性が少ないのでその分希望する部署に行けたり、興味を持っている分野や得意な分野に挑戦できたりと貴重な環境であることは間違いありません。私は入社一年目から人材事業のスタートアップ、二年目には人事と並行しながらクルージング事業に携わり、他の会社では得られない数多くの経験をさせてもらいました。「やってみたい!」という気持ちを後押ししてくれる職場だと思います。

以前は式場アテンドを伴う挙式担当は女性スタッフしかできない役割でしたが、現在では男性スタッフも挑戦できる体制へと刷新。新たな舞台で活躍するべく現在研修に励んでいますが、男性でもチャレンジできるのは当社ならではだと思います。一方、笑いを挟んだ場の盛り上げ方や力強いリード、よく通った声で移動を促すなど、男性らしさを意識的に取り入れることで「カッコイイ!」とお褒めの言葉をいただく場面も。式場によっては司会進行や料理のサーブまで担当する機会もあり、男女を問わず幅広い業務に携わることが可能です。
今後の目標を教えてください

「どうしたら女性をより美しく写せるのか」を軸としたクリエイティブ視点を大切に、SNSでファッションブランドや化粧品メーカーのアカウントをフォローするなど、ブライダルの枠に留まらないリサーチや最新技術の修得は欠かせません。さらに今後はマネジメント業務や後輩の指導を通じてチームの底上げを図り、お互いの魅力や可能性を引き出す好循環を生み出せたら良いですね。

最大の目標は担当するクルージング事業を軌道に乗せることですが、個人的な楽しみとしては来月迎える自身の結婚式。ワタベのウェディングをリアルに体感できることが待ち遠しいです。前部署ではプランナーとして何百組ものゲストを迎えてきましたが、初めて自分がゲストと同じ立ち位置に回ると果たしてどうなるのか…!打ち合わせから当日の式終了まで実際に感じた思いやホンネを今後の経験に活かしていけたら良いですね。

第一子の出産時に一ヶ月の育休を取得。体力的にも精神的にもいかに女性側に負担が集中しているかを身をもって体感しました。女性が多い会社だからこそ産前産後の休暇や子育て中の突発的な休み対応などフォロー体制は整っているものの、まだまだやれることはたくさんあると感じています。育休経験者として今できることを模索し、男性の同僚や後輩にも広く発信していきたいです。

優秀な人材を採用することも重要ですが、採用したメンバーが入社後イキイキと働ける環境づくりはそれ以上に重要。同期同士の助け合いや部署としてのフォローに加えて、今後はさらに社員一人一人にフォーカスしたキャリアビジョンの策定や評価制度を提案していきたいと思います。また将来的には自分も金城さんのようなパパさん社員のロールモデルとなって仕事も家庭も充実させていきたいです。

担当するアクアグレイス・チャペルは年間1,000組もの挙式を実施していますが、閑散期はまだまだ余力充分。チャペルの美しさやオンザビーチのゲストハウス、コンクール受賞歴多数のシェフが手掛ける料理といった魅力を引き続き訴求しつつ、オペレーションやサービスなどのさらなる改善で挙式数アップを目指します。今年からは先輩社員として後輩を育成する立場となるため、彼らを一人前に育て上げてゲストの満足度をさらに向上させることが今の目標。男性スタッフはメンバーをまとめる潤滑油のような役割も果たしているので、自分自身もっと積極的に働きかけていきたいですね。